心臓のこと

κeenです。そろそろそういう時期になってきたので。 結論からいうと心配無用です。

私は毎年寒くなると心臓の調子が悪くなります。参考。 丁度ここのところ寒くなってきたので今年第一波が来ました。

調子が悪くなったのは4年前、大学3年生の頃です。 その頃、精神的に荒んでましたし、昼夜逆転生活をしていたのが祟ったのでしょう。 子供の頃から循環器が弱かったり突然胸痛がすることもあったのでそこまで不思議ではありませんでした。 症状としては不整脈が頻繁に出たり、あるいは出なくても胸のあたりに違和感があったり(よく「心臓が重い」と表現してます)していました。 お酒を飲む、あるいは運動するなど心拍が上がりそうなことをすると酷くなる、睡眠不足や寒気で発症するなどの経験則が得られました。 あとはお茶を啜ろうとすると不整脈が出易いので火傷しそうになるなど。 余談ですが当時合気道サークルの副将をしていて運動がかなり負荷になってそうな気はしつつも辞める訳にもいかないので無理したりもしてました。 当時は酷い生活をしている自覚があったので生活を戻せば元に戻るだろうくらいの気持でいました。

大学4年生の冬、大分生活が改善されているにも関らずまた不調になりました。 調子が悪いからといって運動をしないとそれはそれで弱っていくだけですし合気道は続けていました。 3年生の頃に比べると不整脈も少なく、「比較的」マシではありましたが流石に異常だなと思って病院へいきました。 最初の病院では特に異常はないと診断され、流石にそれはないだろうといって大きな病院を紹介してもらってホルター検査をすることにしてもらいました。 ホルター検査というのは1日中胸に電極を貼って心拍を取るやつです。参考

ホルター検査の結果、「不整脈は認められるが、1日10万回鼓動する心臓にとっては誤差程度」とのことで特に何もない、つまり自覚症状があったとしても治療不能と言われました。 一応きついなら抑える薬自体はあるらしいのですが、元の血圧が低いため飲めないとのことで本当に何もなく終わりました。

ひとまず「心配無用」の医者のお墨付きを頂きました。 どうしようもないのでダメそうな日は動かないなどの自己管理をしてすごすことになりました。 大学生なのである程度は自由は効きました。

次の年社会人になりました。 学生と違って毎朝出勤しないといけないのでつらいときにどうしようと心配しましたが、比較的寛容な職場なので本当にダメなときは休ませてもらったりなどしてどうにか社会に適応できました。 因みにオフィスに無料のコーヒーがあったのでよく飲んでいたら悪化したのでコーヒーはあまりよくないらしい、という経験則も得られました。 社会人になって合気道もあまりしなくなり、心臓の調子はかなり落ち着きました。 しかしたまに稽古にいくとかなり調子が悪くなったりと健全ではない様子が伺われました。

その次の年の4月、まだ肌寒く調子の悪いシーズン、1年生(まだ動きも覚えておらず、太極拳くらいの動きをする)と組んでいるときにかなり動悸がして稽古を途中で抜けたのを切っ掛けに稽古に行かなくなりました。 それ以後運動は控えるようにしています。 しかしその年の冬は心臓は重くなりはしましたが不整脈は一度も出なかったので結構改善したようでした。転職などして冬の間しばらく家に籠っていたのが効いたのでしょう。

そして今年、社会人3年目。フルフレックスな職場になり調子悪くても自分で時間を調節できる環境です。今年こそ完治かと思っていましたが発症してしまって残念です。 それでも体には負担がかからない環境になっているのでここ数年で冬も平気になったらなと願うところです。

この件から得られる教訓は、Twitterなどでもよく叫ばれていますが

  • 学生の頃に無理した生活をしてると後々まで引き摺る
  • 一度体を壊すと弱るのではなく最大体力が減る
  • 失って初めて気付く健康の大切さ

改善傾向にあるとはいえまた今年もそういう時期なので皆様には心配かけますが「あの人花粉症つらそうだな」くらいの気持で眺めて頂けたら幸いです。

Written by κeen